米報道「日本は接種が遅れていて未使用ワクチン2400万回分が山積みになっている」

2021年5月7日午後5時34分JST

展開が遅い中、日本で未使用のCOVIDショットが山積み

コロナウイルス感染症ワクチン（COVID-19）が入った注射器が、2021年3月5日、東京の東京首都圏がん感染症センター駒ヶ目病院に展示されています。
日本では未使用のCOVID-19ワクチンが数千万回に達すると見込まれています。これは、日本が今後数週間でさらに2回の接種を承認する準備ができており、人員と物流上のボトルネックのために接種キャンペーンのペースが遅いままであるためです。
日本は4月下旬までに2800万回分のファイザー社（PFE.N）のCOVID-19ワクチンを輸入しましたが、これまでのところ備蓄の15％しか使用しておらず、残りの2400万回分は冷凍庫に保管されています。
日本のワクチン供給は、規制当局が5月20日にModerna Inc （MRNA.O）とAstraZeneca Plc （AZN.L）によって開発されたショットの承認を決定する準備をしているため、急激に増加する予定です。
モデルナワクチンの最初のバッチはすでに到着しており、推定3,000万回分のアストラゼネカショットが地元の同棲パートナーによって準備されています。
ファイザーの出荷も今月と来月に3500万回以上に加速する予定です。
しかし、このすべての供給に対して、日本は夏のオリンピックに向けて準備を進めているため、アジアで最大量のCOVID-19ワクチンを確保しています。医療従事者と高齢者には400万回強のワクチンが投与されています。
人口の2.2％しか接種しておらず、富裕国の中で最も遅い国であり、政府は7月までに3600万人の高齢者に接種するという野心的な目標を掲げています。
その目標を達成するために、日本はキャンペーンをこれまでの最高の日の2倍以上のペースでスピードアップするよう政府に促したビジネスリーダーのグループによると、1日あたり約80万ショットを管理する必要があります。

ワクチン担当大臣の河野太郎氏は、接種予約制度に問題があり、大都市の需要が容量を上回っていると述べた。
河野氏は金曜日、記者団に対し、「地方自治体の職員は、コールセンターの職員と同様に、本当に一生懸命働いているので、できるだけ苦情を出さないようにお願いしたい」と語った。
日本は2月にワクチン接種の推進を開始しましたが、これはほとんどの主要経済国よりも遅れており、人的資源を中心とした物流上のハードルもキャンペーンのペースを遅らせています。
東京南部の神奈川県の医師兼研究者である神大和明氏は、約200万人の医療従事者がまだ最初のツーショットレジメンを待っており、それが医学界に不満をもたらしていると述べた。
「何が起こっているのかについてはあまり透明ではない」と、まだセカンドショットを待っているジンダイは言った。
政府は国防省に５月２４日までに東京と大阪に集団予防接種場を設置するよう命じた。しかし、一般市民がいつ発砲を受けるかについての予定はまだなく、一部の保健専門家は冬かそれ以上かかると予想している。
アストラゼネカと河野事務所の代表は、承認スケジュールに関するNHKレポートについてコメントすることを拒否した。モデルナのワクチンの輸入を扱っている武田薬品工業（4502.T）はすぐには反応しなかった。
https://www.reuters.com/world/asia-pacific/unused-covid-shots-piling-up-japan-amid-slow-rollout-2021-05-07/