【バトル】750円縛り イタリアンや和食店などが考案したチャーハンの最強は？ 開催中

イタリアンや和食店などが考案したチャーハンの最強は

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20210423/1100011343.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの影響で大型連休中の遠出を控える人たちを呼び込み地域の魅力を知ってもらおうと、
さまざまなジャンルの飲食店が考案したオリジナルのチャーハンの中から
客の投票などでナンバーワンを決めるユニークなイベントが朝霞市で開かれています。

「チャーハン最強決戦」と名づけられたこのイベントは、朝霞市内の飲食店でつくる団体が企画しました。
ルールは、７５０円のチャーハンであれば具材も調理方法も制限はありません。
イタリアンや和食、バーなど、さまざまなジャンルの１６の飲食店が参加し、
店の持ち味を生かしたオリジナルのチャーハンを考案しました。

このうち、東武東上線の朝霞駅前で営業するイタリアンレストランは、にんじんや
スナップエンドウなど地元産の野菜を使い、スパイスをきかせた香り高いチャーハンを創作しました。
また、鮮魚が自慢の和食店は、スタミナ重視の客の胃袋をつかもうと、今回は牛肉を使い
１００グラムのステーキと、「ひげにんにく」という根がひげのように長く伸びた
にんにくの天ぷらをチャーハンの上に乗せました。
さらに、窯で焼きあげるピザが人気のピザ屋は、トマトクリームをかけたピザの生地の上に
バジル風味のごはんやチーズをのせて焼き上げる異色のチャーハンでナンバーワンを狙います。

このイベントを盛り上げようと、飲食店以外の店も協力し、駅の近くにある花屋では、
店頭にポスターを貼ったりチラシを自由に手に取れるように置いたりしてＰＲしていました。
花屋の店主の男性は「商売は違いますが熱意が伝わってくる企画で、
一緒に地域を盛り上げていきたいと思い協力しています」と話していました。

イベントは今月２０日からはじまり、チャーハンを注文した客はおいしそうに味わっていました。
３つの店舗のチャーハンを食べると抽せんで景品が当たるスタンプラリーも行われていて、
食事を終えた客は店から台紙にスタンプを押してもらっていました。

和食店のチャーハンを食べた４０代の男性は「いままで食べたことがないチャーハンでしたが、
とてもおいしかったです。ポスターを見て気になっていたので、ほかのお店も
行ってみたいと思います」と話していました。

このイベントは来月９日まで行われ、回収したスタンプラリーの台紙に押された店のスタンプの数や
インターネットの投票をもとに最強のチャーハンを決めるということです。

イベントを企画した団体のメンバーで、イタリアンレストランを経営する須藤俊行さんは
「各店舗がしっかりと感染対策をしているので、安心して楽しんでもらえると思います。
ぜひ地元の飲食店を利用してもらいたいです」と話していました。

04/23 18:04