ゲイ男性 「なぜ男女のみ結婚可能か」　コロコロ変わる国の主張に、差別的であると指摘

松岡宗嗣@ssimtok

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「結婚の自由を全ての人に訴訟」東京地裁で傍聴。弁護団の寺原さんから国側の主張の論理破綻と差別を厳しく指摘。
「なぜ男女のみ結婚可能か」国は「婚姻の目的が”自然生殖”だからだ」と。
しかし「異性カップルは子を産まなくても結婚可能でダブルスタンダードだ」と指摘すると、国は主張を変え、

→「実際に自然生殖は必要ないものの、”生物学的な自然生殖可能性”で婚姻ができる範囲が決まっている」と。
つまり男女であれば実際に子を産めなくてもいいと。
しかし、これは「なぜ男女のみ結婚可能か」という問いの答えになっておらず論理破綻だと指摘すると、国は新たな主張を追加し

→「同性カップルは異性カップルと同等の”社会的承認”がないから婚姻が認められない」と目を疑う主張。
同性婚ができないから、同性カップルは具体的な不利益を被り社会的承認を得られていないのは当然。
だから平等な権利を保障しろと訴訟を起こしているのに。つまり国は

→「同性カップルに異性カップルと同等の社会的承認を与えるつもりなどなく、社会的承認がないから平等な権利など保障するつもりもない」と
言っているようなもの。これこそが現状の差別を正当化し、助長し続ける態度。
国の主張は苦し紛れで差別的であり論理破綻。裁判所は正しい判決を下して欲しい。
2020年6月の「犯罪被害者給付金裁判」判決では、名古屋地裁は同性パートナーへの給付金不支給を是認し、原告の請求を棄却。
理由は「（同性カップルの関係が）婚姻と同等の関係だという『社会通念』が形成されていない」からと。国はこれを狙っているのかもしれない。

＜文字制限のためソース先で＞

憲法改正しろ。