GW 東北各地に ごうけつ熊が出没「倒せるLvに達してない人は無理せず逃げるを選択して下さい」

ゴールデンウィークに、各地でクマが出没している。人を襲う危険な瞬間をカメラがとらえた。
岩手・奥州市で、3日夕方に撮影された映像。
歩道の上にいるのは、クマ。
すると突然、歩道歩いていた男性に向かっていったように見える。
男性は、道路の反対側へ走って逃げた。
ホッとしたのもつかの間、逃げた男性を追いかけてきた。男性は、間一髪のところで、ことなきを得た。
動画を撮影したのは、車の助手席に乗っていた女性だった。
撮影者「最初、犬かなと思って（見ていて）。（車で）すれ違う時にクマだと気づいて、怖いなと思いました。
結構な速さで（クマが）走っていたので、大丈夫かなと思いました」
現場は、周辺に中学校などがある、北上川に架かる橋の上だった。
この連休中、岩手県でクマが出没しているのは、ここだけではない。
大槌町では、2日からクマが目撃されていたが、3日夜、捕獲が試みられた。
側溝の中にいるクマに、吹き矢で麻酔を打ち、眠らせようという。
そして、午後11時過ぎ、捕獲に成功。

クマは、ドラム缶の中に入れられ、トラックで山へ。4日朝、山に放されたという。
麻酔を担当した獣医師・盛岡市動物公園の辻本恒徳園長は、「クマとしては20歳くらい。予想以上に高齢だと思います。
両目とも傷ついていて、視力がほとんどないだろうと。山の中で静かに暮らしてもらえればいいなと」と話した。
クマは、体長1.1メートル、20歳くらいのメスだという。
動物園でツキノワグマの飼育をしている米田伊織さんは、この時期のクマに注意が必要だという。

九十九島動植物園 ツキノワグマ飼育員・米田伊織さん「今が、だいたい冬眠明けてすぐの時期になりますから、
いつもよりは活発に（エサを）探しているのかなと。森の中でごはんがとれないと、こうやって人里におりてくる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/509022171d277ff1ec5da402fa8aadbba4dd5a20