オーストリアの学校で銃乱射事件　容疑者の学生含む10人が死亡　いじめが原因か

事件があったのはオーストリア南部グラーツ市内の学校で、10日午前10時ごろ校内で銃声が聞こえたとの通報があり、警察がかけつけました。地元メディアによりますと、これまでに10人が死亡しました。このうち7人が生徒、1人が大人で、残りの1人は容疑者の男だということです。

警察によりますと、この男は2つの教室で銃を乱射した後、トイレで自殺したとみられているということです。地元メディアは容疑者はこの学校に通っていた22歳の男で、いじめの対象になっていたと報じています。

この他に少なくとも28人の生徒や教師がけがをしていて、うち4人は重傷です。地元警察で犯行のくわしい動機などを調べています。