すい臓がんステージ4YouTuber・サニージャーニーみずき、ついに退院！最難関手術成功

7/31(月) 9:38配信
スポニチアネックス

　すい臓がん「ステージ4」と診断されたことを公表したみずき、こうへいによる登録者23万人超の旅系ユーチューバー「sunny　journey～サニージャーニー～」が、31日までにYouTubeチャンネルを更新。みずきが「膵頭十二指腸切除術」を受け無事に成功し、退院したことを報告。祝福のコメントが寄せられている。

　元保育士のこうへいとみずきが、軽キャンピングカーで車中泊しながら日本一周をしていく人気旅チャンネル。昨年10月、膵腺房細胞がんの「ステージ4」と診断され、左鎖骨周辺のリンパへの転移も確認されていた。全身にがんが転移しているため切除不能で、「このまま何もしなければ、あと4カ月。標準治療を進めて、抗がん剤で延命していったとして、長くて2年」と告げられたことを告白し、旅を中断して治療に専念している。地上波の情報番組でもニュースとして取り上げられるなど大きな反響を呼んだ。

　診断後、抗がん剤治療を開始したみずき。6月には、この治療が奏功し、がんが縮小したため、「膵頭十二指腸切除術」を受けることを発表した。みずきは「手術をしないことには根治とはならないそうなので、手術をして根治を目指していく」と、がんが縮小したこのタイミングで、手術に踏み切ることを決断。「膵頭十二指腸切除術」は「人のお腹周りでの手術では一番難しい」と言われる最難関手術で、手術時間は8時間から10時間。自宅がある北海道ではなく、道外で手術すると説明していた。

　今月8日、こうへいが「無事手術は成功しました」と報告。手術中に死亡する可能性が3％あると聞かされていたことを明かした上で、手術時間は予定より短い約6時間だったといい、「いやぁよかったです。よかったです」と繰り返していた。

　さらに30日に公開した動画では、久しぶりに2人肩を並べて配信。「内蔵がないぞう！みずきです」と茶目っ気たっぷりにあいさつし、「無事退院しました！」と笑顔で報告。これまでのファンからのエールに感謝した。

　退院後、日がたってからの撮影とあり、2人とも落ち着いた様子。富山県の病院で手術をしたため、約1カ月入院した後、富山観光をして無事に帰宅したという。だが、まだ体力が完全に回復していないため、今後の活動については、「旅系はしばらくは無理かもしれません」と吐露。「歩きながら元気におしゃべりするのは、結構体力がいる」と説明した上で、みずきは「なるべく早く、みなさんと一緒にいろいろな景色を見られるように頑張りたいと思います」と完全復活へ意気込んだ。

　また、動画の概要欄には「冒頭の“内臓がないぞう”は、私自身が明るく自分を鼓舞するために言いました　闘病していると落ち込みそうになる事もありますが、私は出来る限り明るく楽しい方に昇華して乗り越えて行きたいと考えています　そのような考えからの発言です。あくまで他者ではなく自分をいじる言葉ですのでご理解いただければ幸いです」と理解を求めた。

　この投稿には「退院おめでとうございます！こうへいさんがとても嬉しそうでなによりです」「みずきさんも元気そうでよかったです。回復が早いですね。とにかくめでたい！」「みずきさん、大分回復されましたね！大手術なので動画に出れるようになるまでまだまだ時間がかかるだろうと思っていたのでこんなに早く元気そうな姿を見れるなんて驚きです！よく頑張りました！」「みずきさんのお元気そうな姿を見ることができて安心しました　良かった、嬉しいです～」「これからも大変だとは思いますがお二人なら大丈夫なはず！！応援してます」「やっぱりみずきさんの笑顔が最高！これからも検診とかはあると思いますが頑張って下さい」と、祝福のコメントが多く寄せられた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bfbc951d5d0552d76303741778e6ed91ca1b35c
https://youtu.be/u7xSjzswAtY