兵庫県警・洲本署の副署長が死亡　官舎から転落か　事故と自殺の両面で捜査

９日午後１１時３５分ごろ、兵庫県洲本市炬口１の兵庫県警察官舎の駐車場で、仰向けで男性が倒れているのを帰宅した男性警察官（３０）が見つけ、１１９番した。洲本署によると、男性は今本陽介・同署副署長（５２）＝警視。頭から出血し、搬送先の病院で死亡が確認された。同署は、事故と自殺の両面で捜査を進めている。

　同署によると、今本副署長は２階建て官舎の２階に居住。その前に駐車場があり、隣室の下付近の場所に倒れていた。自室のベランダに出る窓が約３０センチ開いており、転落した可能性があるという。

　服装はジャージの上下で靴は履いておらず、現場付近には今本副署長のものとみられるめがねが落ちていた。着衣の乱れや、部屋が荒らされた形跡は無く、遺書も見つかっていない。

　同日、今本副署長は午後６時５０分ごろに退勤したが、特に変わった様子は無かったという。

神戸新聞　2023/11/10 08:33
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202311/0017012569.shtml