ドイツで１日１５０万人接種達成　AZワクチンを予約なしで解放したら希望者殺到

ドイツで新型コロナウイルスワクチンの投与が軌道に乗り、5月中旬には1日で140万回の接種が行われた。
人口の約1・6％に当たり、イベント会場などに設けた接種センターに加え、開業医もワクチンを打てるようになってペースが上がった。1回以上の投与を受けた市民は約42％に上る。

高齢者や医療従事者、教職員らが優先的に投与されているが、政府はワクチンの流通量増加を受けて、接種率を底上げする考えだ。6月7日からは対象を12歳以上の全市民に広げる。

「新記録だ。大きな一歩を踏み出した」。1日の接種が5月12日に140万回を超え、シュパーン保健相はツイッターに喜びを書き込んだ。

ドイツでは昨年末に接種が始まった。3月は1日20万～30万回程度だったが、4月から開業医も打てるようになった。
流通量も増え、4月末に100万回を初めて突破。これまでに人口の約17％が2回目を打ち終え、新規感染者は大幅に減った。日本は1日100万回の接種を目指している。

ドイツでは事前にワクチンの種類と接種場所を選べる。種類は日本で承認されたものとほぼ同じで、
ドイツ企業が開発に関わった米ファイザー製が流通量の70％以上を占め、英アストラゼネカ製、米モデルナ製が続く。

ただ接種の予約は現在でも取りにくく、対象が広がればさらに困難になる見通しだ。
首都ベルリンの女性医師（54）は「接種には大量の事務作業が伴う。それに追われ、今でも他の患者に対応する時間がない」と不安を口にした。

一方、接種後ごくまれに重い脳血栓症が生じると各国で報告されたアストラ製は不人気で、各地で使われずにいる。
このためアストラ製を予約なしで打てるキャンペーンが複数の都市で行われ、希望者が殺到した。

独でワクチン１日140万回接種「新記録だ。大きな一歩」保健相喜びの投稿
https://www.nikkansports.com/general/news/202105300000637.html

日本だとその一人をマスゴミが大騒ぎするから