【菅総理】＜月8回の歯医者通い＞単なる治療では多すぎる…「現職の総理が、歯医者に1時間も2時間もこもるなんて尋常じゃない」

通院頻度が激増

「現職の総理が、歯医者に1時間も2時間もこもるなんて尋常じゃない。治療を口実に、何か別のことをしているのでは」（自民党ベテラン議員）

東京・虎ノ門のホテル「ジ・オークラ・トーキョー」。その地下1階にあるのが、菅総理が通う歯科医院「ミヤタデンタルオフィス」だ。

一見の患者は予約困難のこの医院、政財界の大物が密かに通うことでも知られる。待合室には仕立てのいい服に身を包んだ紳士淑女が座る。

総理は昨年から同医院に通っているが、最近は頻度が激増し、この一ヵ月で8回も訪れた。しかも、そのうち3回は約2時間も滞在している。

一体、何の治療を受けているのか。総理に近いある自民党中堅議員は、こう語る。

「長年のコンプレックスである滑舌の悪さを克服するため、菅さんは総理になった直後から矯正治療を始めた。要人中の要人ですから、慎重に診察するので時間がかかる」

だが冒頭の議員も言うように、一国の宰相が、歯の治療に平日の昼間からこれほど時間を割くはずもない。実は、治療だけでなく秘密会談の場に利用することもあるのだという。

「ミヤタデンタルオフィスは、もともと（元自民党幹事長の）古賀誠さんが通う歯医者として知られていた。

菅さんは、当初は古賀さんと情報交換をしたりアドバイスを受けるために行き始めたのですが、そのうちに自分も治療を受けるようになったそうです。ここにきて急に回数が増えたのは、イギリスでのG7へ出発する前に集中的に治療を進めるためだった。

最近は表立って会うことこそないものの、菅さんは宏池会時代には古賀さんから篤い信頼を得ていました。総理となった菅さんが、教えを乞いたくなるのも頷ける」（前出と別の自民党ベテラン議員）

歯だけでなく、政権のがたつきも診てもらおうと考えたのだろうか。

『週刊現代』2021年6月26日号より

2021年6月27日 6時0分
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/20434847/