週明けにも接種が可能な年齢を12歳以上に引き下げる方針のモデルナワクチンを17歳が射たれてしまう　命に別状なし・長野県

モデルナワクチンの集団接種 １７歳に誤接種 年齢確認不十分

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20210715/1010018925.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

県が進めている新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、接種が可能な年齢を
１８歳以上に限っているモデルナのワクチンを誤って１７歳の１人に接種したことがわかりました。

これは１５日、県が会見を開き、明らかにしました。
県が行っている集団接種ではモデルナのワクチンを使用し、接種が可能な年齢を
１８歳以上としていますが今月１日、飯田市の会場で１７歳の１人に誤って接種したということです。
この会場では、警察や特別支援学校の職員などを対象に接種を行っていたということです。

県によりますと１４日、予診票に記載されている年齢や生年月日の確認作業を行ったところ
誤りがわかったということで、これまでのところ接種を受けた人に体調の変化はみられないということです。
誤って接種した原因について県は、予約を受け付けた際に年齢の確認が不十分だったほか、
接種会場でも確認が徹底されていなかったとしています。
このため県は、予約を行う際に１７歳以下の人が登録されないようにシステムを改修するほか、
予診や接種の際には年齢の確認を徹底することにしています。

会見で県のワクチン接種体制整備室の山邉英夫室長は「本人や家族、関係者のみなさんに
ご迷惑と不安を与えてしまい申し訳ありません。
今後このようなことがないよう取り組んで行きます」と述べました。

このワクチンを製造しているモデルナは１２歳から１７歳を対象に行ったこれまでの治験で
有効性と安全性が確認できたとしていて、厚生労働省は週明けにも接種が可能な年齢を
１２歳以上に引き下げる方針を固めています。

07/15 18:31