根深いジャニーイズム　STARTO社の新ユニット「KAMIGATA BOYZ」で感じる何ともいえないネーミングセンス

スタート・エンターテイメント社に所属する関西発の３グループによる新ユニットプロジェクトが「ＫＡＭＩＧＡＴＡ　ＢＯＹＺ（カミガタボーイズ）」と名付けられた。何ともいえないネーミングだが、これは旧ジャニーズの名残なのだろうか。

カミガタボーイズは、ＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴ（旧関ジャニ∞）、ＷＥＳＴ．（旧ジャニーズＷＥＳＴ）、なにわ男子の３組によるユニット名だ。今後、グループの垣根を越えて、コラボ活動していくという。

もともとは２０２０年に、関西発グループや若手タレント「ジュニア」が総出で開催したイベントをきっかけに、昨年までジュニアを中心に行ってきた「ＤＲＥＡＭ　ＩｓＬＡＮＤ」プロジェクトの一環としてカミガタボーイズが結成された。

もちろん、ファンにとってはこの上なくうれしいニュースであることは言うまでもない。ＳＮＳでも、歓迎する書き込みが相次いでいる。

一方で、「カミガタボーイズ」というネーミングについて、「ダサい」「センスがない」といった否定的な声も上がっているのだ。

「とはいえ、このネーミングセンスが、旧ジャニーズらしさとみる向きも多いのです」と女性誌編集者は話す。そして、こう続ける。

「たとえば、堂本剛と堂本光一のＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓは、故ジャニー喜多川氏がデビュー前に名付けていたのは〝ＫＡＮＺＡＩ　ＢＯＹＡ（カンサイ・ボーヤ）〟という名前でした。これはＫｉｎＫｉの２人がネタにしており、シングルタイトルにもなったほどです。ＳＭＡＰだって、最初に聞いたときには違和感ありまくりでした。ジャニーさんの独特のネーミングセンスですが、それが定着すると不思議に耳なじんでくるんです。カミガタボーイズには関西的なコテコテさに加えて、旧ジャニーズの名残も感じさせるところがファン心理をくすぐるポイントでしょう」

やはりジャニーイズムは根深いところに残っているのかもしれない。

https://www.zakzak.co.jp/article/20240502-MUIVCLFGNVKTNIBSZNZHLFZU7A/