- 1 : 2024/03/08 12:05:55 ???
- コロナ禍を経て、働き方はより多様化。正社員が増える一方で、「自分の好きなことをしたいから」と積極的に非正規社員を選ぶ人は増加しました。
――正社員になると音楽が続けられないから
都内在住の20代の男性は、大学卒業後もバンド活動に軸足を置きたいと、フリーターの道を選んだといいます。週6で働き月収は25万円程度。ただライブの多い月は、月収は数万円ほどになるとか。
――給与は安定しないが、やりたいことをやりたいから、正社員にはならない
両親には「大学まで行ったのに」と就職しないことを咎められたといいます。しかし「就職して働く同級生は辛そうにしている。仕事が楽しいという話も聞かない。高い給料をもらうことが幸せだとは、どうしても思えない」と、就職することに対してネガティブな感情を抱いています。
夢を追いかけるような若者だけではありません。IT企業で働く30代女性は、あえて非正規社員を選んだきたひとり。
――正社員は毎日残業で家に帰ったら夜の9時、10時。それなら定時に帰ることのできる、非正規のほうがいい
定時での帰社後は、週2で習い事。ほか友人と食事に行ったり、趣味の映画を見に行ったりと、充実したプライベートを過ごしているといいます。
昨今、非正規正規社員の給与は大きく上昇。たとえば、イオンでは2024年春にパート時給を平均7%上げる方針を固めています。正社員でなくても十分に稼ぐことができ、生活していくことは容易になってきています。
しかし、問題は社会保障。
年金が少ない分、自助努力でなんとかできればいいのですが、「資産運用するにしても元金がない」という声が多く聞かれるなか、給与面で劣る非正規社員が資産形成を進められる可能性は高くありません。「好きなことをしたいから正社員にはなりません」の先には不安定な未来が待っていることは確実で、正社員に偏りがちな社会保障の是正を主張する専門家も。
では正社員なら将来は安泰かといえば、そんなこともいえない状況。実質賃金は2年近くもマイナスを記録し、給与ダウンが続いている状況。そして将来、年金は目減り・減額は確実で正社員であっても、それほど明るい未来がまっているわけではありません。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/80d4aeceee34d07ff9736a7040c37e6529d3124b
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