【第三の賃上げ】「薄毛治療費補助」「無断欠勤義務」「退職代行費会社持ち」人材難で過熱する『福利厚生』

物価高の今、「実質的な手取りが増える」という「福利厚生」の進化が止まりません。
「ペット忌引き」や「無断欠勤義務化」など、珍しい福利厚生を導入している企業を秦アナウンサーが調査しました。
■就活中の大学生は「福利厚生」を重視している声が多い
今月、梅田で行われた就職合同説明会。
多くの大学生が集まっていますが、彼らは今、就職先に何を求めているのでしょうか。
【大学4年生】「就職活動で重要視したいのは社内の雰囲気と福利厚生。1人暮らしを考えているので家賃補助がほしい」
【大学4年生】「ワークライフバランスを大切にしたい」
【大学4年生】「今後子供が生まれたときには、育休などの福利厚生がほしい」
定期昇給、ベースアップに続く「第3の賃上げ」とも呼ばれている「福利厚生」。
一定の条件を満たせば、非課税となり、「社員の実質的な手取りが増える」と企業も力を入れています。
■「福利厚生の話から入るといい印象持ってもらえる」と企業の担当者
企業ブースをのぞいてみると、ネットフリックスが見放題という企業も。
企業の担当者は「福利厚生がすごく注目されていて、福利厚生の質問が多い」と話します。
また、パチ●コ店を展開する企業では、入社祝い金20万円支給や課長以上でプリウスなどの車がプレゼントされるそうです！
企業の担当者は「説明会で福利厚生の話から入ると学生にいい印象を持ってもらえる」と話します。
より優れた人材を確保するため、福利厚生に力を入れている企業が多いようです。
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