- 1 : 2024/03/22 01:17:35 ???
- 目の前であざとかわいいポーズを決めているのは、20代男性のむささびさん。普段は男性の姿で会社員をしている女装愛好家だ。ミッツマングローブや、マツコ・デラックスなど、女装家たちのメディア進出にはめざましいものがあるが、まだまだ一般的ではない。
まだ後ろ暗さがある女装を愛する人たちと、彼らの趣味を理解できるパートナーを結び付けるマッチングウェブアプリが「女装と女子会Jojo(ジョジョ)」(以下、Jojo)だ。恋人や結婚相手を探す目的のマッチングサービスはいくつもあるが、この「Jojo」はどのような目的のユーザーが利用しているのだろうか。ウェブアプリのユーザーでもある“むささびさん”と、サービスの運営会社である株式会社Vent Huge代表取締役の岡本めぐみさん、運営代表の柊肇さんに話を伺った。
「女装を理解してくれる彼女を作れればもちろん良いが、それよりもコスメの情報交換や、ファッションの話ができる友達づくり」が目当てだという。
「女装することを認めてもらいながらやり取りできるのって、以前だったらあり得なかったって思うのです。女装をしていることに対する温度差や偏見がないのが良いですね」(むささびさん)
女装家にとっては、女装が趣味ということをオープンにしてつきあえるのが最大のメリットだ。女装はあくまで趣味で、恋愛対象は女性というむささびさん。女装家と出会いたいという女性と、ウェブアプリ内でどのようなやり取りをしているのだろうか。
「会社にいるときは(大っぴらには)メッセージを確認しにくいので、朝と仕事が終わったタイミングなど、1日に3、4回くらい見ています。気になった相手とは週に何度かメッセのやり取りをしていて、女装で使うウィッグの洗い方を聞いたこともあります。深夜までメッセの会話が盛り上がることも……。実は“今度、会おう”って約束している相手もいます」(むささびさん)
女装という趣味を理解してもらいたいと思うほど、のめり込んでいったきっかけは何だったのだろうか。
「ルームシェアをしている知人が、LGBTQの人たちを撮影する仕事をしていたのですが、僕は最初、LBGTQの人たちに対して否定的な態度を取っていました。そんな僕を見た知人に“そんなことを言っていたら人生、面白くないよ”って言われたことで、考えが変わるきっかけになりました」(むささびさん)
その後、むささびさんは好奇心から、「Jojo」の事業会社が運営する東京都新宿区にある女装スタジオ「Studio RAAR」に一人で訪れた。そこでプロの手によって、初めて女装体験をした。「もともと目が細かったのがコンプレックス」というむささびさんだが、メイクやファッションで自分が変身する楽しさを味わった。そこから女装にハマっていった。
「初めて新宿二丁目に女装をして遊びに行ったときに、すごく褒められたのです。普段男性の姿で生きているとそういう機会も少ないですが、褒められるって精神的に満たされる行為なのだなということに気が付きました。そうしたら、“もっとかわいくなりたい”という気持ちが芽生えてきたのです」(むささびさん)
通常のマッチングアプリと同様に、女性の方がマッチングしやすいです。アプリの中で目的を選べるのですが、恋人を見つけるために利用している人もいますし、結婚相手を探している人もいます。また、女装男子だけではなく、女性ユーザーの中には男装が趣味の方もいらっしゃるので、お互いになかなか人には理解されにくいという悩みや、趣味を理解し合えるようです」(柊さん)(抜粋)
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/d65f9d4816a7b69770d5222deb87669cd1130eb1&preview=auto
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