【ロシアの独立系世論調査機関の調査】「ロシアに対してどの国が最も非友好的で敵対的か」 ドイツと答えた人の割合が55%と最も多く、次いでイギリスが49%、ウクライナが43%

ロシアの独立系世論調査機関の調査で、「ロシアにとって最も非友好的な国」を聞いたところ、去年まで12年連続で最も多かったアメリカは4番目でした。調査機関は、トランプ大統領の就任以来、対米感情が急速に改善しているとしています。

ロシアの独立系の世論調査機関「レバダセンター」は先月下旬、ロシア国内の18歳以上の1600人余りを対象に調査を行い、今月5日にその結果を発表しました。

それによりますと、「ロシアに対してどの国が最も非友好的で敵対的か」を複数回答で尋ねたところ、ドイツと答えた人の割合が55％と最も多く、次いでイギリスが49％、ウクライナが43％でした。

1年前の調査まで12年連続で最も多かったアメリカは今回は4番目の40％で、1年前の調査より36ポイント減少しました。

調査機関は、トランプ大統領が就任し、ウクライナとロシアの停戦に向けた仲介をしていることを受けて、対米感情は急速に改善していると分析しています。

一方で、ドイツのメルツ首相は、ドイツが供与した兵器でウクライナ軍がロシアに長距離攻撃を行うことを容認する方針を示すなど、ロシアへの圧力を強化する方針を表明しています。

「レバダセンター」は、プーチン政権から「外国のスパイ」を意味する「外国の代理人」に指定され、圧力を受けながらも、独自の世論調査活動や分析を続けています。

ロシア「最も非友好的な国」世論調査 “対米感情 急速に改善” | NHK

【NHK】ロシアの独立系世論調査機関の調査で、「ロシアにとって最も非友好的な国」を聞いたところ、去年まで12年連続で最も多かったア…

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